27歳で発覚した先天性腎盂尿管移行部狭窄症について【体験談】

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腎盂尿管移行部狭窄症
腎盂尿管移行部狭窄症
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27歳の時に腎盂尿管移行部狭窄症であることがわかり、治療しました。

この記事では、腎盂尿管移行部狭窄症について病院で受けた説明をもとに、何が原因なのか?どんな治療が必要なのか?、体験談をまとめました。

大人になってから発覚することの少ない病気です。
少ないとはいえ同じような状況で不安を抱えている方もいると思うので、私の体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。

※病院で受けた説明をもとにまとめた内容です。
 間違いや説明不足等がある可能性があります。ご了承ください。

腎盂尿管移行部狭窄症について

腎盂尿管移行部狭窄症とは?

腎盂尿管移行部狭窄症とは、その名の通り「腎盂尿管移行部」が狭窄している状態を指します。

そんなこと言われても、「腎盂尿管移行部」ってどこやねん…!って思いますよね。

私も最初に聞いた時は「名前長!どこだよ!!」と心の中で突っ込みました(^^;)

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「腎盂尿管移行部」は、上の図の赤丸で示した部分を指します。

人間には腎臓が2つあり、腎臓でつくられた尿が尿管を通って膀胱にたまり、排泄されるようになっています。

腎臓は、尿をつくる部分とつくられた尿を集める部分に分かれています。
つくられた尿を集める部分を腎盂(じんう)といい、腎盂を覆っているピンク色の部分で尿がつくられ、そこから腎盂に集められます。

腎盂尿管移行部とは、腎盂から尿管に移行していく部分のことです。
つまり腎盂から尿管までのあいだです。そのまんまですね!

腎盂から尿管に移行していく部分が何らかの原因によって狭窄している状態のことを、腎盂尿管移行部狭窄症といいます。

腎盂尿管移行部狭窄症の症状

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腎盂尿管移行部が狭くなると、尿が流れていかず、腎盂内にたまってしまいます。
腎盂内に尿がたまっている状態を水腎症といいます。

私は妊娠中にこの水腎症がかなりひどく、病院の先生方に「え、これ腎臓?大きさおかしくない?」と驚かれました(^^;)
相当ひどかったようです…。

水腎症になると、腰のあたりに痛みが出たり、細菌感染により腎盂腎炎にかかりやすくなったりします。

私も妊娠中に水腎症が発覚したのは、腎盂腎炎にかかり、動けないほどの腰の痛みが出たことがきっかけでした。
妊娠中は詳細な検査をできなかったので、原因もわからず治療もできず。
結果、妊娠中に腎盂腎炎を3度繰り返しました。

3度目の腎盂腎炎が辛すぎて、尿管ステント留置術により一時的に水腎症を解消しました。

腎盂尿管移行部狭窄症の原因

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私の腎盂尿管移行部狭窄症の原因は、腎臓の近くを通っている血管が腎盂尿管移行部に干渉していることでした。

腎臓周辺の血管の位置を調べる検査をしたところ、腎盂尿管移行部のすぐ近くを通っている血管があることがわかりました。
この血管が尿管に絡まっているのか、押しのけているのか、その検査ではどういう状態なのかはわかりませんでしたが、血管が何らかの形で尿管に干渉して、尿の流れを悪くしているのではないかということでした。

血管の位置が大きく変わることはないらしく、この血管は突然現れたわけではなく、生まれつきのものだと言われました。

というかそもそも腎盂尿管移行部狭窄症は、私のように血管の位置に異常があったり、生まれつき尿管が細かったり、先天的な原因による場合が多いようです。

私が小さい頃に症状が出なかった原因は分かりませんが、何らかの理由で血管の位置がズレたのか、妊娠をきっかけに変わったのか?
何にせよこれまで無事に生きてこれてよかったです。。

腎盂尿管移行部狭窄症の治療

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子どもの場合は自然に治ることもあるようですが、大人で自然に治るということはほとんどないそうです。

治療方法:腎盂形成術

私は腎盂尿管移行部狭窄症の治療のために、腎盂形成術という手術を受けました。
私の場合は腎臓近くの血管の位置がおかしいことが原因で、腎盂尿管移行部を狭めてしまっていたので、その部分を正しい状態になるように切って縫い合わせてもらいました。

腹腔鏡手術ででき、開腹手術よりも術後の回復が早いとのこと。
帝王切開で開腹手術を経験してほんとーーーに辛かったので、身体に負担の少ない腹腔鏡手術で受けられることにかなりホッとしました…!

対症療法:尿管ステント留置

手術までの対症療法として、尿管ステントを留置して尿の流れをよくしてもらいました。

ステントは最低でも3か月ごとに交換しないといけませんが、ステントを入れていれば症状は出ないので、普段通りの生活ができます。

尿管ステントで一時的に症状を解消でき、緊急ではなかったので、手術日が決まるまでに2~3か月かかりました。
ステントの交換のために何度か通院しましたが、日常生活への影響はほとんどありませんでした。

まとめ

赤ちゃんに見つかることの多い腎盂尿管移行部狭窄症について、私の体験談と病院で受けた説明をもとにまとめました。間違っている情報がある可能性がありますので、申し訳ありませんがご了承ください。

総合病院に通院していますが、大人で同じような症状で受診する人は年に数人だと聞きました。

今回のことで少しでも情報が欲しくて検索して調べてみましたが、よくある病気ではないので情報も少なく、治療中の不安が大きかったです。

私の体験談が同じように病気がわかって不安になっている方の参考になれば嬉しいです。

余談:入院中の暇つぶし紹介

余談ですが、腎盂尿管移行部狭窄症が分かった2020年は妊娠中だったこともあり、1年のうち1か月半は入院していました。

入院中は痛みなどがなければ退屈な時間も多かったんですが、私はKindle Unlimitedとあつまれ!どうぶつの森に救われました。

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こちらも、入院予定のある方の暇つぶしの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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