妊娠中に何らかの原因で左の腎臓がひどい水腎症になり、尿管ステント留置術という手術を受けました。
根本的な原因は産後に検査し、結果次第で必要であれば治療をする予定でした。
しかし手術を受けてから1か月半、検査を受ける前に尿管に入れたステントが詰まってしまいました。
尿管に入れていたステントが詰まった!発覚するまで
当初は退院してから1か月後に、尿管ステントの抜去と腎機能検査を受ける予定でした。
ところが退院して3週間が経ったころに、息子を抱っこしていると左腰にじわじわと痛みを感じるようになりました。
最初は慣れない育児が原因で腰痛になったのかな?と思いました。
腎盂腎炎にかかった時に痛みがあったのと同じ位置だったのと、伸ばしたり押してみたりしても改善される様子がなかったので、念のため受診することにしました。
妊娠中に腎盂腎炎を繰り返しましたが、毎回痛み方や痛みの程度は違います。
ですがストレッチやマッサージが効かない時は普通の腰痛ではなく、腎臓を疑うようになりました。
そして超音波検査で見てもらったところ、やはり腎臓が腫れていました(*_*;
予定より1週間早く尿管ステント抜去
先生いわく、尿管ステントが詰まって水腎症になっているのかもとのこと。
もともと検査の前に尿管ステントを抜去する予定だったので、先に抜去してもらうことにしました。
尿管ステントを留置する時に3か月くらいは入れっぱなしで大丈夫といわれていたのに、1か月半ほどで抜かないといけなくなるとは…。
妊娠中に尿管ステント留置術を受けた時に痛かったので、抜去も痛いのかなとドキドキしていました。
が、留置術と同じく最初のカメラを入れるところは痛かったけど、あとは全く痛くなくていつの間にか抜かれていました( ゚Д゚)
入れる時はチクチクする痛みがあったけど、抜去は本当に何もなく…
いつ抜いたの?って感じでした。
術中、看護師さんが「大丈夫ですか?」って何度か声を掛けてくれるんですが、
前回留置してもらった時はだみ声で「イダイデス…」とこたえるのが精いっぱいだったのに、今回は「あ、大丈夫でーす」って余裕でこたえられるレベル。
あ、術後の筋肉注射はやっぱり痛かったです…
抜いてみると、やはりステントが詰まっていたようです。
以前尿管ステント留置術についてググった時に、尿管ステントが詰まらないよう水分をしっかり摂りましょうと書いてあったので、水分摂取が足りなかったのかなあ。
先生は特に何も言っていませんでしたが、予防のためにも今後はしっかり水分を摂ろうと反省…。
検査で尿管の一部が細くなっていることが発覚
抜去の時に翌週やるはずだった検査の一部を受けたところ、尿管の一部が細くなっていることがわかりました。
そのせいで腎臓から膀胱へ尿がうまく流れなかったみたいです。
病気で尿管が細くなることは少なく、尿管が一部細くなっている人は生まれつきの人が多いそうです。
同じような人はいないかとググってみると、先天性水腎症という病名が出ました。
でも中身を見てみると小児科のサイトが多く、生まれたばかりの赤ちゃんが水腎症になり、治療をすることがあるようです。
妊娠するまで水腎症で病院にかかったことはなかったので、今までどうして大丈夫だったのか、今回どうしてうまく尿を流せないようになってしまったのか、どちらも謎です。
さらにその後の検査で、水腎症になっている左側の腎臓がほとんど機能していないこともわかりました。
退院した時(尿管ステント留置中)には腎機能に問題はなかったので、水腎症を起こして腫れたことで機能が低下しているようでした。
このまま長期間放っておくと本当に腎機能が低下してしまうおそれがあるので、根治治療を行うまではふたたび尿管ステントを入れておくことになりました。
留置は2回目だし、抜去も含めたら3回目なので余裕でした。(痛いですが…)
2020年秋頃に尿管の細い部分を切除し繋ぎなおす手術を受けることに
治療に関しては、尿管の細くなっている部分を切除して繋ぎなおす手術を受けるのが確実だといわれました。
まだちゃんとした説明は受けていないのですが、ググってみたところ腎盂形成術という手術を受けることになるのだと思います。
帝王切開で出産したばかりなのにまた手術です( ;∀;)
でも開腹手術ではなく、1.5㎝ほどの穴を3~4か所開けて行う腹腔鏡手術でできるそうなので、帝王切開よりはまだまし!
ちなみに開腹手術の場合、脇腹を15㎝ほど切るから帝王切開より痛いと思うって言われました( ゚ ゚)
腹腔鏡手術ができる時代に生まれて本当によかったです…
手術は今年の秋以降で、手術日や内容については今後調整していきます。
手術は憂鬱ですが、ここでしっかり治したいと思います(`・ω・´)
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