発達支援センターの療育相談に行ってきました【3歳2か月】

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2023年8月、保育園から3歳2か月の息子のことで指摘を受け、初めて発達支援センターの療育相談に行ってきました。

少し時間が経ってしまいましたが、療育相談に行ってとても勉強になったので、保育園で指摘されたことや療育相談で教えていただいたことなどをまとめたいと思います。

子どもの発達の遅れが気になっている方や、療育相談に行こうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

保育園から指摘された困りごと【3歳2か月】

4月に入園した保育園から息子の発達のことで指摘を受け、一度先生とお話する時間をとってもらいました。

指摘された主な困りごとは2つでした。

  • お友達とうまく遊べず泣いてしまい、癇癪のようになる
  • 遊び→おやつなどの切り替えが苦手

先生から保育園での様子を伺い、近くの発達支援センターでの療育相談を進められました。

困りごとの具体的な内容については下記にまとめました。

お友達とうまく遊べず泣いてしまう

私も送り迎えの時に、息子がお友達の持っているおもちゃが欲しくなり、「僕の!」と言って泣き出すのを何度か見たことがありました。

ずっとお友達が遊んでいたのに、なぜか本人は「僕のおもちゃなのにとられた!」と認識のようで、一気に感情が爆発してなかなかヒステリックでした。

担任の先生からは、お部屋のおもちゃは全部自分のものだという認識があるから「僕のなのに!」となってしまうのかな?とのこと。

また、息子がブロックで遊んでいる途中で他のおもちゃで遊び始めた時にも、自分の遊んでいたブロックを他の子に触られると「僕のなのにとられた!」と認識するようで、「僕のだよ!」と怒ってしまうことがあるようです。

家ではおもちゃは全部自分のものだし、私や夫が一緒に遊ぶ時はおもちゃの取り合いにはならないので、保育園で初めて見た時はびっくりしました。

切り替えが苦手

遊び→給食、遊び→おやつなどの切り替えが苦手。
「もっと遊びたい」と泣いてしまうことがよくあるようでした。

確かに家でも遊んでいる時にお出かけやお風呂に誘うと、嫌がって泣いてしまうことが多くありました。

2歳の時は「イヤイヤ期だからそんなもんかな~」とあまり気にしていませんでしたが、保育士さんから見るとだいぶ切り替えが苦手なタイプのようでした。

発達支援センターでの療育相談

初めての療育相談の流れ

息子を連れて発達支援センターへ。

予約した時間に伺うと、おもちゃや絵本の置いてある個室に案内されました。
私の行ったところは新しい建物だったのもあり、キレイで明るい雰囲気のお部屋でした。
緊張していましたが、部屋の雰囲気が明るいと少し安心しますね。

発達支援センターの職員さん2名と一緒に部屋に入り、息子がおもちゃで遊んでいる横で、相談が始まりました。

療育相談の流れは、

  1. 息子の発達の状況を確認
  2. 現在の困りごとについて
  3. その他に気になっていることの相談(療育や加配についても)

という流れで、1時間半くらいお話させていただきました。

最初に息子の発達の状況を確認するため、からだの発達・言葉の発達などそれぞれについて、「階段は登れるか?」「ボタンはとめられるか」など質問されました。

職員さんたちは私に質問しながら遊んでいる息子の様子も観察していて、息子の様子も踏まえてこういうところがあるかも、こうした方がいいかもといろいろ提案してくださいました。

保育園で指摘されたこと以外にも、悩んでいたトイトレや歯磨きのこと、療育のことや加配についても幅広く答えてくださいました。

現在の困りごとについて

お友達とうまく遊べず、癇癪を起こす

息子が遊ぶ様子を見て職員さんに言われたのは、

  • 人への興味が他の子よりも薄いのかもしれない
  • 人よりも物を中心に見ているから、周りの状況を把握できていないんではないか

ということでした。

職員さんと私がお話している時に、息子が遊んでいたおもちゃが職員さんの前に飛んで行ってしまいました。
こういう時に他の子は「怒られるかな?」などを気にして、まず周りの人を見ることが多いようですが、息子はずっと飛んで行ったおもちゃを見ていたそうです。

人よりも物に目が行くので、周りの状況を把握できていない。
だからお友達の持っているおもちゃを見た時に「僕の!」(その前にお友達が遊んでいたことを把握できていない)となってしまうのではないか、と言われました。

な、なるほど~!

と思うと同時に、あの一瞬でそんなことを見てたんだ、とびっくりしました!
プロの視点!!

具体的にどう対応したらいいかについては、例えばおもちゃを渡す時。
立ったまま渡すとおもちゃしか目に入らず、「おもちゃがきた」としか認識しかできないので、座って目線を合わせて「ママがおもちゃを渡した」ということを認識させるように意識してみた方がいいかも、と言われました。

お友達とのやりとりに関しては、経験を積んで少しずつ成長していけばいい、保育園はそういうことを学ぶ場所だから、と言われました。

保育園の先生とお話ししてから、
「すぐに癇癪を起こす息子を通わせると先生たちに迷惑なんじゃないか」
「お友達も嫌なんじゃないか」
と申し訳なさを感じることがありました。

でも職員さんにこう言ってもらえて、息子のためにも保育園でお友達と関わることは必要なことなんだと分かり、気持ちがラクになりました。

切り替えが苦手

切り替えが苦手な点についても、人への意識が薄いから全体への呼びかけが聞こえていないのかもしれないと言われました。

呼びかけが聞こえていないので、急におもちゃを片付けられた!と認識して切り替えられず、グズグズしてしまうのかもしれないとのことでした。

対応としては、先生に個別に声掛けをしてもらったらどうかと言われました。
過去に恐竜好きな子で、時計に恐竜の絵を貼ってあげて「時計の針が恐竜のところに来たら〇〇だよ」と声掛けして切り替えられるようになった子もいたとか。

発達支援センターの療育相談に行った感想

療育相談に行くなら早いほうがいい!

初めて「発達支援センターでの療育相談」を薦められた時は、ハードルが高く感じて、すぐには動き出せませんでした。

「息子はそんなに発達が遅れているのかな?問題児なのかな?」ととにかく不安で、寝付けない日もありました。

それでも私なりに発達に関する本を読んだり調べたりして、やっと療育相談に行った方がいいという結論に至り、発達支援センターに連絡をしました。

私は運よくすぐに療育相談を受けることができましたが、地域によってはなかなか予約がとれない場合もあるようです。

現状を受け止めるのにいっぱいいっぱいになる気持ちは私もすごく分かります。

それでも、もし子どもの発達で気になることがあったり、保育園や幼稚園で指摘されたりしたら、すぐにでも相談窓口に連絡をとることをおすすめします。

また、今は療育も需要が高く、地域によってはすぐに受けられないことも多いようです。
私の地域でも療育相談はすぐに予約できましたが、療育を受けるとなると1年くらい待たないといけないかもと言われました(> <)

先のことを考えると、動き出すのは早ければ早いほどいいと思います。

なかなか踏み出せない時には、平熱先生の「特別支援教育が教えてくれた、発達が気になる子の育て方」という本がおすすめです。

特別支援学校の先生をしている平熱先生が、分かりやすく前向きな言葉で、発達が気になる子の支援への考え方、具体的なサポート方法を紹介してくれています。

発達に関する本はたくさんありますが、私は「平熱先生の発達に遅れのある子を肯定する姿勢」が好きで、読んでいて元気をもらえました。

保育士さんや発達支援センターの職員さんのプロの視点を学べて本当によかった

保育園で先生とお話したり療育相談に行ったりして、「プロってすごいな~!」と感じる場面がたくさんありました。

保育士さんも発達支援センターの職員さんも、息子の様子を見る時に私とはまったく違う視点で見ていて、そういうところを見てるんだ!と驚かされる場面がたくさんありました。

私は「〇〇できてるから大丈夫」とか「まだ××できないのが心配」とか、それくらいの認識しかありませんでしたが、先生方は息子の様子を観察して「こういう風に認識しているから、こういう行動をとるのかな?」と分析し、息子に合った対応方法を考えて提案してくれます。

先生方とお話を参考にさせてもらい、私も息子の考えていること・感じていることを想像して、何が嫌なのかな?どうしたらできるかな?と考えながら対応するようにしています。

まだ始めたばかりですが、以前よりも息子のことが分かるようになった気がします。

発達に問題がなくても、みんな一度相談した方がいいんじゃないかと思うくらい勉強になりました。
子どもの発達に詳しいプロに見てもらうって大切だなと思いました。

まとめ

今は昔よりも発達の遅れが気になる子は早めに療育に繋げる風潮が強くなっていて、小さい頃に療育を受けていても、次第に成長が追いつき、特性が気にならなくなる子もたくさんいると聞きました。

息子がこれからぐんぐん成長して追いついていくのか、特性が強くなっていくのかはまだ分からないので、不安なことはたくさんあります。
でも今回指摘を受けていろいろと考えたことで、息子がどんな子であっても私は息子に合わせて支援していくしかないなと、腹を括れたような気がしています。

なんといっても、
困りごとがあっても我が子は可愛い!
笑ってくれたら嬉しいし、元気でいてほしいし、これからも楽しく生きてほしい。

それは息子に特性があってもなくても変わらないんですよね。
だから私のやることは変わらないなと気付きました。

そもそも私自身ができた人間ではないし、苦手なこともたっっっくさんあるので、私の血を継いでる息子にそんなに多くを求められません(^^;)(笑)

これから大変なことなんていくらでもあるけど、それでもできるだけ楽しく生きていけるようにママと一緒に頑張ろうね!という気持ちです。

次は年少さんに上がる前に療育相談に行く予定です。
また別の記事で、私が最近心がけていることや息子の切り替え対策についても紹介したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)

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